春から初夏にかけては、山菜採りによる遭難が多く発生しています。
北海道警察の調べによると、過去5年間で286人が山菜採り中に遭難しており、その約8割は行者ニンニクやタケノコを採るために入山したケースです。
遭難者の8割以上が65歳以上で、多くは山菜採りに夢中になって道に迷うことが原因とされています。
また、ヒグマに襲われた事例も報告されています。入山の際は、熊鈴やラジオ、熊撃退スプレーの携行など、十分な対策を講じましょう。装備や体調の確認を行い、慎重な行動を心がけてください。
ご家族の皆さんも、出発前に行き先や帰宅予定時間、持ち物などを確認し、声かけをすることで遭難防止に努めましょう。